8月27日、先日イングランド・プレミアリーグのエヴァートンに入団が決定したサミュエル・エトーは、自身の公式ツイッターでカメルーン代表からの引退を発表した。

サミュエル・エトーは1981年生まれの33歳。16歳でレアル・マドリーと契約し、2000年に移籍したマジョルカで鮮烈な活躍を見せ、2004年にバルセロナに加入。ロナウジーニョやメッシなどとともに多くのタイトルを獲得し、世界最高クラスのストライカーに成長した。

2009年に退団後はイタリア・セリエAのインテル、ロシア・プレミアリーグのアンジ・マハチカラに所属し、昨季はジョゼ・モウリーニョ監督の下チェルシーでプレー。契約が満了となった今夏、エヴァートンと契約を果たしている。

カメルーン代表としては1997年に16歳という若さでデビューして以来、これまで数度の招集拒否事件などがありながらも118試合に出場、56ゴールを記録。特にここ数年間はサイドハーフとしてのプレーが多かったものの、それでも2試合に1度のペースでネットを揺らし続けていた。

しかし、先日9月から始まるアフリカネイションズカップの予選ではカメルーン代表に選出されておらず、代表を引退するのではないかと推測はされていた。


サミュエル・エトー

「僕は、国際的なキャリアを終了したということを皆に伝えるよ。アフリカの全てに、そして全ての僕のファンに感謝したい。無条件の支援をありがとう」


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