先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージにおける組み合わせ抽選会。

柿谷曜一朗が所属するバーゼルはレアル・マドリーやリヴァプールと、田中順也在籍のスポルティングはチェルシーやシャルケといったクラブとの同組に入り話題となった。

そんなUCL抽選会のフォーマットが変更になるようだ。英国『Mail Onli』が伝えている。

今回変更が検討されているのは、 ドローの前に発表される抽選のシード扱いについてだ。

UEFAコンペティションの抽選会では、本抽選の前にどのグループもある程度均等になるよう、ポット分けが発表される。これは過去5シーズンにおけるUEFAコンペティションでの成績を係数(UEFA Club Coefficients)化したものにより、出場チームの上位チームからポット1からポット4へと振り分けられている。

しかし、 このレギュレーションにより昨シーズンのプレミアリーグ王者であるマンチェスター・シティがポット2に、プレミアリーグ4位のアーセナルがポット1に入るという事態が発生。その正当性については以前より議論されていた。

記事によれば、変更が検討されているのはポット1の選出方法だという。

現行ではタイトルホルダー1枠+前述したUEFA Club Coefficientsの上位チーム7枠=8枠である。

記事内では明確には言及されていないものの、 どうやらポット1はタイトルホルダー1枠+上位国の王者7枠=8枠に変更される可能性があるそうだ。

仮にこのフォーマットが実現すれば、今シーズンのポット1はこうなる。

(今シーズンのポット1)

・レアル・マドリー(UCL王者)
・バルセロナ(UEFA Club Coefficients2位)
・バイエルン・ミュンヘン(UEFA Club Coefficients3位)
・チェルシー(UEFA Club Coefficients4位) 
・ベンフィカ(UEFA Club Coefficients5位)
・アトレティコ・マドリー(UEFA Club Coefficients7位)
・アーセナル(UEFA Club Coefficients9位)
・ポルト(UEFA Club Coefficients10位)

(もしレギュレーションが変更されれば)

・アトレティコ・マドリー(スペイン王者)
・マンチェスター・シティ(イングランド王者)
・バイエルン・ミュンヘン(ドイツ王者)
・ベンフィカ(ポルトガル王者)
・ユヴェントス(イタリア王者)
・CSKAモスクワ(ロシア王者)
・PSG(フランス王者)
・レアル・マドリー(UCL王者)

仮にこの変更が決定すれば、強豪チームがより同組になりやすい可能性もあるがはたして・・・。

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