9月12日、ガーナサッカー連盟(GFA)は「代表監督を務めていたジェームズ・クウェシ・アッピアー氏を解任することを決定した」と発表した。
クウェシ・アッピアー氏は1960年生まれの54歳。かつてガーナの代表選手として活躍した経験を持ち、2007年に代表のアシスタントコーチに就任。U-23代表監督として2011年のアフリカン・ゲームスを制するなど結果を残し、2010年には暫定監督としてガーナ代表を率いた。
2012年にはゴラン・ステファノヴィッチ氏が退任した後を継ぎ正式に代表監督に就任。2013年アフリカネイションズカップでは4位、2014年ワールドカップではグループリーグ敗退という結果には終わっているものの、実際勝率はこれまでの代表監督と比べても最も高い値をキープしていた。
ただその一方で2014年ワールドカップではサリー・アリ・ムンタリ、ケヴィン=プリンス・ボアテングをチームから追放するなどチームとの確執も報じられ(前者の場合はこれまで何度も追放されているが……)、やや評価は落としていた。
なお、アッピアー氏とガーナサッカー連盟は2014年5月に契約を2年更新したばかりであり、アフリカサッカー連盟の技術インストラクターを務めているベン・クフィー氏は「明らかにタイミングがおかしい」と『Happy FM』の取材に対して答えている。
なお、後任に関してはまだ正式なアナウンスがないものの、2008年から2010年までガーナ代表を率いていた経験を持つセルビア人指導者ミロヴァン・ライェヴァツが復帰すると言われている。
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