11月4日、『Inside』は「アトレティコ・マドリーの会長を務めているエンリケ・セレソ氏は、ジエゴ・コスタの退団は急かされたものだと話した」と報じた。
今夏アトレティコ・マドリーを離れ、イングランド・プレミアリーグのチェルシーへと移籍したスペイン代表FWジエゴ・コスタ。結果は残しているものの、過密日程もあって怪我に苦しむ日々が続いている。
『Radio4G』の番組に出演したエンリケ・セレソ会長は、経済的にはジエゴ・コスタを売る必要はそれほどなかったと話し、今なら移籍することはなかっただろうと話した。
エンリケ・セレソ アトレティコ・マドリー会長
「ジエゴ・コスタは世界最高のストライカーの一人だ。彼の退団は急かされたものだ。彼はノーということが出来ない弱さを持っていたからね。もし今それが起こっていたならば、彼は移籍することはないだろう。
経済的な問題についてはそれほど大きくはなかった。我々は約束されたものの50%を受け取っている。これは、彼が得るであろうお金よりも大きな問題だった。
(2011年に退団したアグエロについて)
アグエロには、アイドルとしてこのクラブを去るチャンスがあった。しかし彼は、愚かな方法によって退団していった。
(フェルナンド・トーレスの復帰の可能性?)
私は、誰かが彼と契約しようとしたかどうかは知らないよ。我々はもちろん強く彼の記憶を残している。彼が言ったように、フェルナンド・トーレスはアトレティコを気にかけているからね。
(アトレティコの選手が冷遇されたリーガの各賞について)
チャンピオンに輝きベストイレブンに7名の選手が選ばれたチームが一つも賞を受け取れなかったというのは、正常なことではないね。プロサッカー連盟は重大な組織だ。各賞の信用性を保証するシステムがあるべきだね」