まずは、何故か切り込み隊長ポジションを任された僕の作品「アギーレとマンチーニ 2人の指揮官が求める変化と、長友の完成形」です。

自分の作品の感想、というのも難しいので、本当に雑な説明となってしまいますが、「様々な指揮官の異なるフットボール」において長友に求められてくる能力を考察させていただきました。以前、長友志2ではデータを用いて長友という選手のプレーを分析したのですが、今回は「チームの中での1個人」という側面から長友という選手に迫っていく作品となっております。

そして、次に現れるのが「長友志」のメインといっても過言ではない漫画パート。様々なタッチの絵を自由自在に描きこなす『岩氏』さんの横山三国志スタイルの長友です。これがですね。サークルのメンバーとか、そういうのを差し引いても相当面白いんですよ。今回は、非常に色々な選手や監督が横山三国志風に描かれており、様々な選手達を楽しんでいただけるかと思います。個人的なお勧めは、フィッカデンティ元チェザーナ監督と、元インテルのDFマテラッツィですね。横山三国志の名言も次々に飛び出しますし、試合シーンは一見の価値ありです。

そして最後が、サークルの長として君臨し、当日はコミックマーケットで売り子を務める「白面」さんの作品。今回はインテリスタとして、「鉄人の背中、遠く」というインテルの元キャプテン、サネッティと長友を題材とした文章を執筆。白面さんの強みである、「様々な側面からフットボールを語る」という能力が存分に発揮されており、「サッカーのことに詳しくなくても楽しめる」素晴らしい作品となっています。長友に求められる人間性とは何か。「人間」で構成されるチームを動かすことの難しさ。そういった事を考えさせる作品です。

お忙しくてなかなか書く機会が持てないようなので、Qolyのライターであることは知られていないかもしれませんが、非常に面白い作品を書いています。個人的にも白面さんの作品は大好きでして、読んだことのない方にはお勧めしたいですね。僕、結城康平主催の座談会などにも出演してくれています。

【コラム】次の世代のために。次の次の世代のために (1)
https://qoly.jp/2013/10/02/19044-20131001-column-hakumen-1

【コラム】背水の古豪ニュルンベルク(前).1
https://qoly.jp/2013/12/24/20640-20131224column-hakumen

最後に、Qolyでも度々登場している面白サッカーブロガー、タカクさんの紹介Tweetも載せておきます。

当日会場にお越しいただけない方のため、通信販売も後日行う予定ですが、何分数には限りがありますので……その点、何とぞご了承ください。フットボール同人界に新たな風を吹き込むことを目指し続けるサークル「きつねの処」の最新作。

お正月のお供にいかがでしょうか。


筆者名:結城 康平

プロフィール:「フットボールの試合を色んな角度から切り取って、様々な形にして組み合わせながら1つの作品にしていくことを目指す。形にこだわらず、わかりやすく、最後まで読んでもらえるような、見てない試合を是非再放送で見たいって思っていただけるような文章が書けるように日々研鑽中」
ツイッター: @yuukikouhei

最後まで読んでいただきありがとうございます。感想などはこちらまで( @yuukikouhei)お寄せください。

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