タカク 「あと、Jの話としては、セレッソについて、とかがメジャーな話題にはなるんでしょうか」
大武「ポポヴィッチのままだったら、落ちなかったんじゃないかとは。まあ個人的な印象ですけど。セレッソだけではなく、監督人事で迷走したところは、大体上手くいっていない印象がありますね。逆に鳥栖は色々謎でした」
タカク「鳥栖では箝口令が出されているようで、その辺りの内部情報は出てきていないので真相は解らないですよね。後は大宮ですかね。ついに落ちたという」
結城「各チームの話ってなると、皆さん語りたいことは多そうですね。全体ではいかがでしょうか?」
タカク「そういう意味ではJリーグのレベルって、どうなんですかね。上がってるのか、下がっているのか。下がっている、という人もいますよね」
大武「下がっているという実感は、個人的にはないですけどね」
スケゴー「CBの守備レベルは下がっている気がします。特にJ2。マークの技術とかが、低い選手が増えているような気がします」
タカク「J1もそうだけど、CBに蹴れる奴置いているじゃないですか。それも影響しているんでしょうね。守れて繋げない選手より、守れない上手い選手を置いている傾向がある」
スケゴー「CBにパスを出せる選手を置いても、中盤がボールを繋げないので攻撃力がアップせずに守備だけ弱体するというチームが少なくないのも問題ですね」
結城「CBのヴァン・ダイクに司令塔みたいなプレーをさせている今季のセルティックっぽいですね。中盤が関与出来ないので、結局試合は上手く進まない、という...」
タカク「らいかーるとさんはいかがでしょう?」
らいかーると 「Jに関して、レベルが下がっているという印象はないですね。ただ、シーズンごとの浮き沈みが凄いことになってるのが、なんなんだろうなと」
結城「世界を見渡しても、凄い珍しいリーグだなと思いますね。Jリーグをそこまで見ない立場からしても、優勝チームがここまで変わるのは不思議です」
大武「監督で結構変わるリーグになっているんじゃないかなあ、とは思いますけどね。ガンバが優勝したのも、長谷川監督が大きかったのでは」
スケゴー「同じ静岡出身でもG大阪の長谷川監督は、毛並みが違いますよね。ウイング出身なので、ウイングを有効に使っていた2000年前半のスペインのプレッシングサッカーの影響を大きく受けているように見えます」
大武「彼は今野をボランチに戻したので、私は満足です。何故FC東京時代に城福監督は、今野をボランチに戻さなかったのかっていうのは謎ですね」
タカク「それはザックもですよね、多分」
大武「ザックは、そもそも知らなかったんじゃないかと。今野ってCBだと思われてたんじゃないかな。FC東京は、徳永をボランチに使っていた時期もありましたからね」
スケゴー「Jではたまにいますけど、サイドバック兼ボランチっていうのは、ヨーロッパでは上手くいっても日本では成功しない印象があります。戦術理解の問題もあって、なんでしょうけどね...」
大武「そういえば、何故名古屋グランパス時代の本田はサイドバックだったんでしたっけ?」
タカク「あの頃の名古屋のサッカーが、フェルホーセンが監督で、サイドから中央の電柱に放り込んでいくスタイルだったからですかねえ」
スケゴー「当時の本田は、パスも下手でゲームメークとか全然できていなかったので」
結城「コンバート、っていうのが選手の可能性を狭めてしまっているという見方もあるかもですね」