2月21日、『Leadership』は「元ナイジェリア代表キャプテンのジェイ=ジェイ・オコチャ氏が、デルタ州サッカー協会の会長選挙に当選した」と報じた。

デルタ州はナイジェリアの南部、ニジェール・デルタの右岸にある州で、人口は国内9位、面積は23位という規模である。

この州のサッカー協会をこれまで務めていたのはアマジュ・ピニック氏であるが、彼は先日ナイジェリアサッカー連盟の会長に就任したため、トップが不在の状況となっていた。

そこで行われた会長選挙において当選したのが、かつてナイジェリア代表で一時代を築いた伝説のMFジェイ=ジェイ・オコチャ氏。彼は投票数27のうち26票を獲得し、圧倒的な支持を得て当選を果たした。

オーガスティン・アズカ・オコチャ、通称"ジェイ=ジェイ"は1973年生まれの41歳。圧倒的な技術を生かしたトリックとスピードを持つアタッカーとして知られた。

フランクフルト、フェネルバフチェやパリ・サンジェルマン、ボルトン・ワンダラーズなどで活躍した経験を持ち、ナイジェリア代表としてはワールドカップ3大会に出場。

1996年のアトランタ五輪では金メダルを獲得し、2004年にはFIFA100(世界で100名の偉大なサッカー選手)にも選ばれている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」