深刻な経営危機に陥っており、破産目前と言われているパルマ。破産すれば3部への降格が免れないが、クラブの帳簿に記載された保有選手の数が話題になっている。
スタッフや選手への給与が未払いなだけではなく、クラブの電気すら止まってしまった中、37歳のベテランでクラブを牽引するアレッサンドロ・ルカレッリはクラブが行ってきた移籍政策に衝撃を受けたようだ。
パルマの帳簿によれば、なんと現在226人もの選手を保有しており、多くの選手がローンであるという。ルカレッリがこの事実について以下のように語ったと『La Gazzetta dello Sport』が報じている。
アレッサンドロ・ルカレッリ
(パルマ所属)
「毎日のようにパルマが新しい選手を獲得しようとしているニュースを読んだ、特に夏の間はね。奇妙に思えたし、それらの獲得が本当に可能だったのか理解することができなかったよ」
苦しい状況の続くパルマ。破産を免れることができなければ、選手たちの保有権の行方が話題になることは必至と言えそうだ。