グループE

バングラディシュ(開催国)、ウズベキスタン、シリア、インド

展望

近年アンダー世代で確かな実力を残しているウズベキスタンを、アジアサッカー新興国に名乗りを上げつつあるインドとシリアが追う展開か。

ウズベキスタンは既にA代表で10キャップ以上を記録しているFWイゴール・セルゲエフ、MFジャムシード・イスカンデロフ(共にパフタコール・タシケント)などタレント揃いで、その豪華さは4年前に「黄金世代」と呼ばれたUAE U-23代表に匹敵する。

彼らを追うインドは、188cmの長身CBサンデーシュ・ジンガン(スポルディング・ゴア)、Iリーグで得点を量産しているFWトンゴシエム・ハオキップ(プネー)など粒揃いだが、ここまで一度も国際舞台を経験していないのがネックとなりそう。

シリアはA代表でも主力を務めるMFマフムード・アル・マワス(アル・アラビ・クウェート)、MFオマール・ハリビン(アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ)を中心とした手堅いサッカーで首位突破を目指す。

開催国バングラデシュのオランダ人、デ・クライフ監督はナイジェリアでの監督経験もある国際派。地の利を生かして番狂わせなるか。

注目選手

◆名前
イゴール・セルゲエフ(パフタコール・タシケント/UZB)
Igor Sergeev

◆国籍
ウズベキスタン

◆生年月日
1993年4月30日生まれ(21歳)

◆ポジション
FW(Central Forward)

ゴール嗅覚と冷静な左足のシュート技術に定評のあるウズベキスタンのエースストライカー。そのプレースタイルが影響してか、複数のメディアから「ネクスト・シャツキフ」と呼ばれている。

187cmと長身の割に足元が柔らかく、またスピードも持ち合わせている万能派。順調に伸びればアジアを代表するFWに成長すること間違いなしの逸材だ。


◆名前
トンゴシエム・ハオキップ(プネー/IND)
Thongkhosiem Haokip

◆国籍
インド

◆生年月日
1993年3月13日生まれ(22歳)

◆ポジション
FW(Central Forward)

インド・Iリーグのプネーで、日本人FW末岡龍二選手、インド代表MF和泉新選手らと共にプレーしているストライカー。年齢に似合わずゴール前での冷静な落ち着きが光る。

ただ183cmと長身の割には細身で、現地メディアからはフィジカルコンタクトを磨けば更にレベルアップ出来るのでは?との指摘がされている模様。


◆名前 オマール・ハリビン(アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ/IRQ)
Omar Khribin

◆国籍
シリア

◆生年月日
1994年1月15日生まれ(21歳)

◆ポジション
MF(Left Midfield)

かつてエールディヴィジで得点を量産したFWサンハリブ・マルキ(カスムパシャ)、現在サウジリーグで得点を量産しているFWオマール・アル・ズーマ(アル・アハリ・ジッダ)などアジア屈指の好プレーヤ―を輩出しているシリアの注目株。

長身を活かしたリーチの長いボールキープとドリブルがウリの選手だ。


予選の期間は3/23~3/31まで。この9日間の間に熱戦が繰り広げられている。

決勝トーナメントに進出出来るのは各グループ1位のチームと各組2位チームの中から上位5チームまでの15チームのみ。

果たしてどのチームが切符を掴むのか、また新たなタレントは出現するのか。彼らの活躍に期待しましょう!(熱戦の模様は後日レポートします)

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