4月3日、『Gulfnews』は「インド代表監督を務めているスティーヴン・コンスタンティン氏は、インディアン・スーパーリーグを擁護した」と報じた。

昨年多くのスター選手を集めたことで大きな話題になったインディアン・スーパーリーグ。10~12月の短期開催ではあるが、通常行われているI-リーグを中断して行うため、代表監督にとっては難しいスケジュールを強いられる。

しかしコンスタンティン氏はスーパーリーグの発足による好影響は大きいと話し、I-リーグが学ぶべき部分も多いと話した。

スティーヴン・コンスタンティン インド代表監督

「世界のどこに行けばインドの選手がニコラ・アネルカ、ミカエル・シルヴェストルとともに練習できるチャンスが得られるというのか? 歳をとった多くのスター選手たちは、ピークを過ぎていたけれども、多くの関心を集めた。

人々は朝4時からチケットを買うために並び、ほぼ全ての試合で観客はいっぱいだった。それ自体がすでに発展である。

良い選手が来てほしいか? それはYESだ。3か月なら来てくれる。6か月なら、おそらく来ないだろう。

メジャーリーグサッカー(MLS)が初めて欧州のベテラン選手を獲り始めたときのことを考えよう。2018年には、MLSは24チームになる。

そこにはいくらかの批判もあったことは事実だ。3か月というのは、本当のリーグとは言い難い。しかし、それは目的にかなったもので、全体的には非常に前向きな影響を与えた。

マーケティング、そして観客を引き入れるという観点から言えば、I-リーグはスーパーリーグから学ぶことが出来る。

明らかに同じ財政状況ではないが、何もしないよりはマシだ。新しいクラブのいくつかは考えを巡らせている。しかし、古いクラブのいくつかは完全に凝り固まっている。

I-リーグが現代サッカーの道に戻ろうとしないのならば、多くの者が利益よりも損失を増やしてしまうだろう。我々は非常に慎重になる必要がある」

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