ペーター・シュテーガー(ケルン)
大迫勇也を指揮するシュテーガーもまた半端ない選手であった。オーストリア代表65capを誇るMFだったシュテーガーは、晩年ではあるが1998年ワールドカップに出場しカメルーン戦、イタリア戦で途中出場をしている。
オーストリア代表ではマリオ・ハースやイヴィツァ・ヴァスティッチといった元Jリーガーとチームメイトだった。
クラブレベルではオーストリア・ウィーンで最も成功を収め、3度のリーグ優勝を経験している。一方で、ケルンを指揮するまでは、選手時代、監督時代を通じて海外移籍経験はなかった。
現役時代のシュテーガー。どことなく80年代の洋楽のクリップにでてきそうな雰囲気がある。
ロベルト・ディ・マッテオ(シャルケ04)
ウッチーこと内田篤人を指揮するのは元イタリア代表MFディ・マッテオだ。
選手としてEURO1996、1998年のワールドカップに出場した経験を持つセンターハーフ。当時のイタリア代表MFにはディ・ビアージョやディ・リーヴィオらなぜかディがつく選手が多かった。
運動量があり中盤からボールを供給でき自らも得点ができる選手で、どことなくセンスが光っていた。イタリアの選手らしからぬスイスで生まれ同国でキャリアをはじめ、引退はチェルシー(イングランド)と国際色豊かなプレイヤー。
引退後は、イングランドで長く指揮をとった。チェルシーでチャンピオンズリーグ優勝を果たしたことは広く知られている。
チェルシー時代はデニス・ワイズ、ジャンフランコ・ゾラらとプレー。