4月23日、『Backpagefootball』はジブラルタル1部リーグのカレッジ・ヨーロッパFCでプレーしているアルゼンチン人FWクリスティアン・トンチェフのロングインタビューを掲載した。

クリスティアン・トンチェフは1982年生まれの33歳。あの名門クラブボカ・ジュニオルスの下部組織出身で、スペインのアルカサル、ビジャラルボ、エストレマドゥーラなど下部リーグのクラブを経験し、昨年カレッジ・ヨーロッパFCにやってきた。

7月には初めてヨーロッパリーグに出場し、予選1回戦でリヒテンシュタインのファドゥーツと対戦。2連敗で大会を去ったが、貴重な経験を積み上げた。

ジブラルタルでセミプロとして戦うことを選択した彼は、今どのようなことを考えているのか? 新天地での生活や選手としてのキャリアを語っている。

クリスティアン・トンチェフ

「(なぜジブラルタルに?)

僕はスペイン下部リーグでのスポーツディレクターを経験してからここにやってきた。話を貰ったときは興奮したよ。なぜなら、ヨーロッパの舞台で戦うことは全ての選手にとっての夢だからだ。完全にプロとして練習していなかった僕にオファーが舞い込んできた、という状況であってもね。今、僕はセミプロとしてプレーし、通常の仕事を持っている。

(ジブラルタルでどんなサッカーを発見した?)

イングランドのサッカーととても似ているね。ダイレクトなスタイルだ。

(あなたはUEFAの正式なメンバーとして認められた時にやってきた)

幸運にも、僕はジブラルタルがUEFAの一部となった最初のシーズンに来ることが出来た。スポーツで重要な何かを成し遂げれば、それは国のための功績だと見なす。ジブラルタルではサッカーは非常に重要なものなんだ」

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