マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MF、マルアヌ・フェライニが昨年の夏にクラブからの退団を考えていたことを明かした。
2013年の夏にエヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したフェライニ。デイヴィッド・モイーズ元監督の愛弟子ということで、モイーズ体制の象徴として考えられたが、チームに馴染むことができず2013-14シーズンは期待外れの出来に終わった。
その後、ルイス・ファン・ハールを新監督に迎えたマンチェスター・ユナイテッド。大型補強もあり、フェライニも放出の噂も絶えなかったが、最終的にクラブに残った。そして、今シーズンは控えからのスタートだったが巻き返しに成功。現在はレギュラーとしてプレーしている。
フェライニは昨年の夏に退団を検討した事や残留を決めた理由がファン・ハール監督からの言葉にあったことを『Daily Mail』に対して明かしている。
マルアヌ・フェライニ
(マンチェスター・ユナイテッド所属、ベルギー代表)
「退団を検討していたよ。だけど、契約があったんだ。新監督と話したんだ。彼は私に『示しなさい、証明しなさい』と語ったよ。それを受け入れたんだ。自分はフットボーラーだから競争は好きなんだ。自分の居場所のために戦うつもりと言ったし、シーズン終了後まで様子を見ることになった」
「これがビッグクラブというものであり、ここで自分がプレーできることを見せたかった。一生懸命やったよ。今シーズン、全部の試合でプレーしてきたわけじゃないけど、去年よりは出番がある。去年よりうまくプレーしているが、チームも同様に良くなっているね。だから、みんなにとって良かったのさ」
「去年に比べれば1つになっているし、過去のことはもう忘れちゃったよ。新しいチャレンジさ。昨シーズンについては何も気にしてない。自分はプレーしている。それが全てさ」