今シーズンのチェルシーにおいて、重要なシーンで得点をあげ続けているのがDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチだろう。

2008年1月にチェルシーに加入して以降、今年で8シーズン目を迎えるイヴァノヴィッチ。ダニ・アウヴェスのように積極的にオーバーラップするわけではないがその得点力の高さは折り紙付きであり、プレミアリーグでは目下7シーズン連続で得点を記録している。

中でも今シーズンは試合結果に直結するゴールが多く、第24節アストン・ヴィラ戦では決勝ゴール、第26節バーンリー戦では先制点をゲット。また、UEFAチャンピオンズリーグの決勝ラウンド1回戦PSGとの1stレグではアウェイで貴重な先制ゴールをあげ、延長戦の末に勝利し後に優勝することになるキャピタル・ワンカップ準決勝リヴァプール戦2ndレグでも延長戦に決勝点を記録している。

そんなイヴァノヴィッチは今シーズンここまで、全コンペティションで6ゴール6アシストしている。そのうちプレミアリーグでは4ゴール5アシストを記録しているのだが、これはアーセナルの司令塔であるメスト・エジルと同じ数字であるそうだ。

イヴァノヴィッチはここまで全34試合でフル出場を果たしている。一方、エジルは前半戦の負傷もありここまで17試合の出場にとどまっている。試合数が違うため両者を単純に比較することはできないのだが、それでもディフェンダーでありながらこれほどの数字を残しているイヴァノヴィッチは流石の一言。モウリーニョ監督からよほど信頼されていなければ、プレミアリーグで全試合フル出場を果たすことはまずできないだろう。

なお、エジルの他にはアーセナルFWダニー・ウェルベック、マンチェスター・ユナイテッドFWラダメル・ファルカオ、クリスタル・パレスFWヤニック・ボラジーらも今シーズン4ゴールをあげている。また、ここまで5アシストしている選手にはアーセナルMFアーロン・ラムジー、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニー、トッテナムMFナセル・シャドリらがいる。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名