1部であるプレミアシップへの昇格および残留をかけたプレーオフは、2部の2~4位と1部の11位、計4チームによって行われる。このうち来季プレミアの舞台で戦うことができるのは、わずか1チームだけだ。

さらに、この4チームによるプレーオフもただのトーナメントではなく、いわゆる勝ち抜き戦。まず2部の3位と4位がぶつかり、その勝者が同2位と対戦。最後に、2部のプレーオフ勝者と1部11位が戦う。

つまり、2部3位のレンジャーズが昇格するためには、3チームを相手に勝利しなくてはいけないのだ(1部の11位は今のところマザーウェルの可能性が高い)。

ホーム&アウェイ形式で行われるプレーオフは、今週末の9日からスタート。レンジャーズは2部4位のクイーン・オブ・ザ・サウスとまずはアウェイ、来週17日にホームで対戦する。

両者の今季リーグ戦での直接対決は、実はクイーン・オブ・ザ・サウスの2勝1分1敗。レンジャーズは仮に勝利したとしても、同じく1勝3敗と分の悪いハイバーニアン戦が待ち受けている。

こうした厳しい状況もあって、クラブはホームであるアイブロックスの雰囲気を最大限に盛り上げるためシーズンチケットホルダーを無料で入場可能にする予定であったが、リーグを運営するスコットランド・プロフェッショナルサッカーリーグ(SPFL)はこれを認めないようだ。

セルティックが順当に4連覇を決めたスコットランドでシーズンの最後に待っていた、レンジャーズの「絶対に負けられない戦い」。

勝者が決定するプレーオフ決勝は、1stレグが5月28日、2ndレグが同31日に行われる。

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