ペルーの各メディアは9日、国内の強豪スポルティング・クリスタルに所属する“ベト”ことルイス・ダ・シルバが「オランダの名門PSVでトライアルを受ける」と報じた。

ベトは1996年12月生まれの現在18歳。1990年代にペルーで活躍したブラジル人ルイジーニョとペルー人の母親の間に首都リマで生を受けた。

2010年に13歳でスポルティング・クリスタルの下部組織へ加入し、途中ブラジルのグレミオを経て、2013年6月に行われたアリアンサ・リマとの試合でデビュー。この時僅か16歳だった。

世代別のペルー代表にも選ばれており、2013年のU-17南米選手権で7試合3ゴール、今年初めに行われたU-20南米選手権では8試合2ゴールを記録。Qolyではその風貌とプレースタイルから「ペルーのカカ」と任命している。

報道によるとトライアルは15日間にわたって行われ、ベトは既に8日(金曜日)に渡欧しているとのこと。もし契約に至った場合、ジェフェルソン・ファルファン(2004~2008年)、レイモンド・マンコ(2008~2010年)以来クラブ3人目のペルー人選手誕生となる。

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