5月14日、『Soccerlife』は「イタリア全国アマチュアリーグ会長のフェリーチェ・ベッロッリ氏が、女子サッカー部門理事会において性差別的な発言を行っていた」と報じた。

フェリーチェ・ベッロッリ氏は、昨年夏にイタリアサッカー連盟会長に就任したカルロ・タヴェッキオ氏の後を継ぐ形で11月に現職に就任した人物である。

記事によれば、当該の女子サッカー部門の理事会は2015年3月5日に行われたもので、議事録には副会長のアントニオ・コセンティーノ氏の署名もされているとのこと。

そして、資金の動きについての議論を行っていた際、ベッロッリ氏は「もうたくさんだ。我々はこの4人のレズビアンにお金を与えるような話を続けることは出来ない」と発言したという記録が残っており、それが性差別的であるとして現在メディアで話題となっている。

前任のカルロ・タヴェッキオ氏も昨年5月に性差別的発言を行った記録が残っており、同じような系列にある人物からの失言ということでも問題となった。

非難の的になったベッロッリ会長は『ASNA』の取材に対して「私はそのような発言をしていない。これらの文書がどのようなものかを把握するため、あらゆる手段を使って調査を行う」と発表しており、今後の動きが待たれる。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手