マシプはバルセロナの下部組織出身のGK。契約更新の際に違約金約48億円を設定された選手で20代中盤までトップチームキャリアがほとんどなく、今シーズンもカップ戦に1試合出場したのみ。26歳という年齢もあり他クラブに移るのではないかといわれている。
セルジ・ロベルトは23歳のMF。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでそれなりの出場機会を得ているものの、バルセロナの中盤は非常に層が厚い。バレンシア、トッテナム、そしてミランらが獲得に興味を示している。
ブラジル人SBのアドリアーノは2010年にセビージャから加入。4年契約+オプション1年で加わったが、2013年に新契約を結んでおり、現在の契約は2017年の夏までとなっている。本職はSBながら両足でボールを操ることが可能であり、DFラインならどこでもプレー可能なユーティリティプレーヤーのため、移籍となれば多くのクラブが興味を示すだろう。
この中で最も引く手あまたなのはやはりスペイン代表FWのペドロだろう。実績も抜群であり、どのクラブでも欲しい選手に違いない。既にルイス・スアレスがフィットしていることもあり、功労者であるペドロから移籍を志願された場合は容認せざるを得ない状況ではないだろうか。
残りの選手については非常に微妙な状況だ。契約年数が残っているということを考えると”あと半年"でバルセロナの補強禁止処分が解けるのだ。契約を盾に残留を要請される可能性が高そうだ。