5月も終盤に差し掛かり、欧州各国リーグはだいたい優勝チームが決定。2014-15シーズンは終わりを告げようとしている。
6月に入ると移籍ウィンドウは開放され、各クラブは補強に動き出す。契約延長で揉める選手や、新天地を望む選手、様々なドラマが今年も待っていることだろう。
さて、今回は今シーズン限りで契約が満了し、フリートランスファーで移籍が可能な選手を『Guardian』がピックアップしているので編集部でコメントをつけて簡単にご紹介しよう。
サミ・ケディラ
28歳、MF、ドイツ代表、レアル・マドリー所属
昨年の夏にワールドカップを勝ち取ったケディラ。レアル・マドリーは残留を望んだが、ケディラ側と給与面で折り合わず。アーセナルなどプレミアリーグ方面への移籍が噂されている。
ジェームズ・ミルナー
29歳、MF、イングランド代表、マンチェスター・シティ所属
プレミアリーグで引く手あまたのミルナー。その理由はホームグロウン制度とファイナンシャル・フェアプレー制度にある。外国籍選手の多いクラブからすれば、実力者であるミルナーは獲得して損しない存在。また、ファイナンシャル・フェアプレーを遵守する上でもフリートランスファーの選手は非常にお買い得だ。アーセナルとリヴァプールが獲得を狙っている。
アンドレ・アユー
25歳、FW、ガーナ代表、マルセイユ所属
ガーナの英雄、アベディ・ペレの息子はリーグ・アンで印象的な活躍を続けてきた。しかしながら既に契約を更新しないことが決まっており、夏の移籍ウィンドウで新天地を模索することになる。リヴァプールがもっとも獲得に興味を持っているクラブだが、イタリア方面に渡るという噂もある。