イングランド代表は来月7日のアイルランド戦(ダブリン/親善試合)、14日のスロベニア戦(リュブリャナ/EURO予選)に向けた代表メンバーを発表。QPRのストライカー、チャーリー・オースティンが初招集を受けたことが話題になっている。
Roy Hodgson: We'll give @chazaustin9 every chance with @England http://t.co/xM1SeGgiVU pic.twitter.com/gO4uynvhUA
— England (@england) 2015, 5月 21
25歳のオースティンは今季プレミア初挑戦にも関わらず、ここまでリーグ4位となる17得点を叩き出すなどブレイク。その成り上がりフットボール人生については以前紹介した通りで、今回の招集については「子供の頃から夢見ていたこと」と本人は語っている。
そんなオースティンについて5年前に“賭けていた”人達がいて、大金をゲットできるかもしれないと『BBC』が伝えている。
オースティンは2008–09シーズンにプール・タウン(当時9部)に加入すると大暴れ。46試合で46ゴールを記録しチームの優勝に貢献(グラウンドの問題で昇格できず)すると、翌シーズンも8試合で14得点を叩き出したところで、9月に3部のスウィンドン・タウンに引き抜かれている。
当時の活躍を目の当たりにしたプール・タウンのサポーター16人は2010年に、「(将来)オースティンがイングランド代表で得点する」に155ポンド(現レートで約2.9万円)を賭けていたそう。オッズは50-1ということで、もしそうなれば彼らは7905ポンド(約150万円)を手にすることになる。
サポーターの1人はこう語っているそうだ。
「地元のブックメーカーは金を払わなくてはならなくなるかもしれないことに気付いている。彼らは気にしてないよ。いい宣伝だからね」、「(当時のオースティンは)常に自分に自信を持っていた。ちょっと生意気でもあったね。でも、1年目は46試合で46点。それから、最後の11試合で18点。そう(生意気)なる立場にあった」
もちろん彼らが賭けに勝つにはオースティンが代表でゴールすることが必要。だだ、ホジソン監督はチャンスを与えるとも語っているようなので、持ち前の得点力を代表戦の舞台でも発揮できれば、古巣のファンたちが大金をゲットできる可能性は十分あるはず。