いよいよキックオフが迫ってきた今年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝。ベルリンでの決戦の行方が今から楽しみである。

さて、この大一番を前に両チームの選手のパスについてのデータを見てみたいと思う。ユーヴェ、バルサの選手が今季のCLで記録したパス成功数のランキングをUEFA公式サイトを参考に調べてみた。

トップ10はこうなった(パス成功数/パスアテンプト/成功率という表記)。

10位 アンドレス・イニエスタ(バルサ)→506本/551本中/成功率92%(出場10試合708分)

9位 アルトゥロ・ビダル(ユーヴェ)→516/581/89%(11試合966分)

8位 イヴァン・ラキティッチ(バルサ)→517/568/91%(11試合796分)

7位 ジェラール・ピケ(バルサ)→556/594/94%(10試合900分)

6位 レオナルド・ボヌッチ(ユーヴェ)→570/636/90%(12試合1080分)

5位 ジョルディ・アルバ(バルサ)→609/680/90%(10試合872分)

4位 ダニ・アウヴェス(バルサ)→615/696/88%(10試合871分)

3位 リオネル・メッシ(バルサ)→658/754/87%(12試合1057分)

2位 ハビエル・マスケラーノ(バルサ)→685/719/95%(11試合989分)

1位 ジョルジョ・キエッリーニ(ユーヴェ)→770/837/92%(12試合1080分)

比較的楽にパスを回せるDF陣が多く、No.1の770本を記録していたのは意外にもキエッリーニであった。ただ、ここまで全試合フル出場していたキエッリーニはふくらはぎの負傷でファイナル欠場がすでに決まっている。スアレスとの“再会”でも注目を集めていただけに残念である。

そして、ピルロらゲームメイカーは10番目以内にはいない。では彼らの数値はどうだったのか。次は両チームの全選手の今季CLでのパス成功数を見てみる。

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