22位:マシュー・レッキー(オーストラリア)
クラブレベルではブンデスリーガ2部での活躍に留まっているものの、オーストラリア代表では絶対的な存在。卓越したスピード、鋭いドリブルで敵陣にボールを持ち込んでいくことにかけてはアジアでもナンバーワンである。
得点を量産するタイプではないが、前線であればどこでもこなすことが出来、フィニッシャーとしてもチャンスメイカーとしても起用できる。今後数年間、オーストラリアの前線を支える存在となるだろう。
21位:遠藤保仁(日本)
2006年ワールドカップでは、フィールドプレーヤー20人の中で唯一出場機会が与えられなかった。しかし数年後には日本代表150試合出場を成し遂げていた。アジア最優秀選手賞も獲得した稀代のプレイメイカーは、岡田体制、ザッケローニ体制下で欠かせない存在に成長した。
試合の流れを読み、自在にペースを操るコントロール力は、年齢を重ねても衰えることはない。ハリルホジッチ新監督は彼を招集しない意向を示しているが、所属するガンバ大阪はACLで勝ち残り、国際舞台に挑戦するための道のりを歩み続けている。3年後のロシアW杯に出られる可能性はあるのか、ないのか。それを確かめるための旅が始まっている。