24位:ドゥルガーム・イスマイール(イラク)

彼がイラク代表に出始めた頃、まだ19歳だった。技術的には高く、パスやクロスの正確性、時に見せる軽やかなドリブルに才能を感じさせたが、最終ラインで使えば守備が弱く、前線で使えば点を取るプレーが欠ける、使い方が難しそうな選手であった。

しかし、経験を積んで成長した彼は2015年アジアカップのプレーで大きく評価を高めた。激戦となった準々決勝イラン戦ではゴールも決め、PK戦での勝利にも貢献した。

既に27capを稼いでいるが、まだ21歳という若さ。欧州からも注目を集めているというレフティには大きな未来が待っている。

23位:キム・ジンス(韓国)

Jリーグのアルビレックス新潟でデビューを果たし、日本で台頭した左サイドバックは、国際的な舞台でもその力を見せつけている。

豊かな運動量に加えて正確なフリーキック、そして鋭く飛ぶロングスロー。韓国代表では攻撃面での最大のキーマンともいえるほど。昨年のワールドカップは怪我で辞退せざるを得なくなったが、アジアカップで決勝進出に貢献し、リベンジを果たした。

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