26位:アハマド・ハリル(UAE)
兄のファイサル・ハリルは、あのイスマイール・マタルと代表でコンビを組んでいた名ストライカーだった。しかし、その弟であるアハマドは少年時代から「天才」と呼ばれ、兄を遙かに超える才能を持つと言われてきた。
豊かなスピードとゴールセンスに加え、兄にはなかった圧倒的なフィジカルと強烈なシュートを備える。アル・アハリでは首脳陣の寵愛を受け、彼の出場機会を減らせば監督の首か、ライバルの首が飛ぶともっぱらの噂である。
オマール・アブドゥラフマン、そしてアリ・アル・マブフートとのトライアングルはまさにUAEの希望だ。
25位:アンドラニク・テイムリアン(イラン)
かつてイングランド・プレミアリーグでもプレーしたものの、ビザの問題で帰国を余儀なくされた。しかし、国内に戻っても彼のパフォーマンスは全く落ちることなく、むしろイラン代表での序列は上がり、欠かせない選手に成長した。
長髪のワイルド系イケメンとしても知られる彼は、豊富な運動量と激しい守備で中盤を締めながら、時に前線へ出ればチャンスを作り、ミドルシュートを放てば高確率で枠を捉える。アジア屈指のプレイメイカーであり、ネクーナムの代表引退後は彼がチームを引っ張っていくことになるだろう。