ユヴェントス対バルセロナのUEFAチャンピオンズリーグ決勝も終了し、欧州のサッカーシーンは一旦オフシーズンへと突入。
そこで今回は、欧州5大リーグを対象に、アウェイで最も結果を残したチームを調べてみたいと思う。
「ホームアドバンテージ」という言葉があるように、サッカーの世界では一般的にホームチームが優位とされている。アウェイでの試合はどちらかと言うと結果が伴いにくく、上位争いではアウェイでの結果が順位に大きく左右するとも言える。
では、今季の欧州5大リーグで、アウェイで最も上手く戦ったチームは一体どこなのだろうか?実際に調べてみた。
なお、「欧州5大リーグ」とはここではプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグアンのことを指す。
まずはこちらの表を見ていただきたい。
こちらは、今シーズンの欧州5大リーグの中で、アウェイで勝ち点30以上を記録した16チームだ。
「アウェイで最も結果を残したチーム」という定義は様々だが、ここでは「アウェイで最も勝ち点をあげた」チームを紹介する。
1位は勝ち点45を叩き出したバルセロナ。アウェイでありながら46得点10失点という数字は驚異である。また、2位につけているのは同じくスペインのレアル・マドリーであり、こちらも勝ち点40をオーバー。この2チームに関しては、アウェイでの強さと言うよりもはや地力の差だろう。
健闘が目立ったチームで言えば、4位のモナコだろう。12勝2分5敗で勝ち点38という立派な記録を残している。
5位以下にも強豪が並んでおり、基本的にはビッグクラブが名を連ねる。やはり、戦力が充実しているチームはアウェイでもいい結果を残せるようだ。
ただし、この5大リーグの中ではブンデスリーガのみ18チーム制であるため、バイエルンはアウェイでの試合数が17試合となっている。