5人のフットボールファンをゲストに迎えて、2014-15シーズンのプレミアリーグを振り返って頂いた討論企画の様子をお送りいたします。

第3弾では、17位16位のチームを扱っていきます。激しい降格争いを繰り広げつつ、プレミアに残留したチームが揃うこのゾーン。

彼らには、来季の躍進を期待するファンも多いでしょう。特にポテンシャルがあるチーム、一気に化けそうな選手が揃っている注目のエリアだとも思います。

上位のファンも、選手獲得のために気にしておきたいゾーンなのではないでしょうか。エンジンが暖まり、勢いに乗り始めている感じもある会話をお楽しみください。

《第2弾を読む》

17位アストン・ヴィラ…中盤の失速も、残留力を見せつける結果に

アストンヴィラ (17位)
ゴール数:0.82/試合
被ゴール数:1.5/試合
クリーンシート数:10 (26%)
チーム得点王:ベンテケ(13)

【夏加入】
トム・レゲット (サウサンプトン) [完全]
アイザック・ネヘミー (サウサンプトン) [完全]
フィリッペ・センデロス (ヴァレンシア) [フリー]
ジョー・コール (ウェストハム) [フリー]
キーラン・リチャードソン (フルアム) [フリー]
アリ・シソコ (ヴァレンシア) [完全]
カルロス・サンチェス (エルチェ) [完全]
トム・クレヴァリー (マンチェスター・ユナイテッド) [ローン]

【冬加入】
カルレス・ヒル(ヴァレンシア)[完全]
スコット・シンクレア(マンチェスター・シティ)[ローン]※シーズン終盤に完全移籍となる

結城「降格を寸前で免れたアストン・ヴィラになります。また、ここに落ち着きましたね。何か見えない力によって、吸い込まれていく感じで…」

db7「ここでの僕の仕事は、クレヴァリーをdisることだと思っている。」

結城「ガッツリ私怨になっている気がしますが、後半は何とかシャーウッド新監督の気合いで降格圏を脱出しましたね。」

db7「最初怪我でいなかったんだよね、FWのベンテケ。なんだかんだ言って、戻ってきたからは、やはり彼次第だったなという。」

結城「中堅や下位のエースの中では別格ですね。特に周りを使う能力がずば抜けているのが大きいと思います。代表で定位置を争うルカクよりも、チームでの貢献度は高いのではないかと。」

黒崎「ベンテケですけど、今シーズンついに移籍しますかね。継続的に移籍の噂はある選手ですし、怪我も完治したとなれば。報道によると3000万£(約58.4億円)程度のバイアウト*が契約に含まれているのではないかと。」

*buyout clauseのこと。その額の移籍金を出せば、保有するチームの意向に関わらず選手を獲得することが出来るという金額。契約に含まれることが多いが、法外な高さに設定されていることが多いので、移籍金の交渉において基準になることが多い。

らんぷす「監督のティム・シャーウッドが、『クロスを上げないチームにいっても意味があるとは思わない』って言っていましたよね。リヴァプール移籍の噂に対して。」

さといも「その値段で、怪しいFWを買うのはリヴァプールくらいですよね。」

でらぺら党「ターゲットマンが来たとして…果たして現在のリヴァプールに使えるのか、というのは疑問です。」

結城「バロテッリも、ランバートも、今期全然いいボール貰えなかったですよね。そういう風になっちゃうと、ベンテケでも難しいかな…スターリッジとの組み合わせとかは、夢がある気もしますけど。」

でらぺら党「ちょっと前のキャロルの時もそうでしたね、適当なクロスを上げてFWのせいにされるというか。長身FWを使えるチームではないというのが問題かなと。」