6月27日、『Times of India』は「インディアン・スーパーリーグのデリー・ダイナモスは、監督として元ブラジル代表DFロベルト・カルロス、マーキー・プレイヤーとして元フランス代表MFフロラン・マルダと接触している」と報じた。
昨年第1回が開かれたインディアン・スーパーリーグではレギュラーシーズン5位と結果を残せなかったデリー・ダイナモス。
マーキー・プレイヤー(1チームにつき1名の獲得が義務づけられているスター選手枠)だったアレッサンドロ・デル・ピエロは今季参戦しない見込みで、先日はガブリエル・エインセの噂もあった。
フロラン・マルダは1980年生まれの35歳。フランスリーグ連覇中のリヨンで活躍した後チェルシーへと移籍し、プレミアリーグでも実績を残した左利きのミッドフィルダーである。
イングランドでは最後の1年間リザーブチームに送られるなど苦しい状況になったものの、契約満了で退団した後はトラブゾンスポルに入団。
昨年夏にはヴァヒド・ハリルホジッチ監督(当時)との確執もあってトルコを離れることになり、今季はメスに所属していた。契約はまだ残っているものの、チームが降格したこともあって去就は不透明になっていた。
ロベルト・カルロス氏はもちろんあの「悪魔の左足」を持つ元ブラジル代表DF。今季はシヴァススポルを途中解任され、1月からはベレディイェスポルを率いていた。既に退任は決定しており、フリーの状態となっている。
なお、以前アル・アラビ(カタール)と契約したという話があったが、クラブ側から公式に事実関係が否定されている。