『Soccernet』は「イングランドのサッカーファンに衝撃を与えた終了間際の10ゴール」というコラムを掲載した。
他のスポーツと比べて得点が入りにくいことから、試合終了間際のどんでん返しが起こりやすいスポーツと言われているサッカー。
全てが決まったかと思われた瞬間にネットが揺らされたとき、ファンにとってはこれ以上ないカタルシスを感じることが出来るものだ。
サッカーの歴史に残る土壇場の得点とはいったいどのようなものがあったか?内容としてはプレミアリーグのクラブ関係に限定されているようだ。
1999年CL決勝 バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、マリオ・バスラーのフリーキックで1-0とリードされていた。
試合の流れを変えようとポゼッションを高め、シェリンガムのお膳立てからオレ・グンナー・スールシャールがゴールを決めたとき、時計は92分17秒を指していた。
2006年FAカップ決勝 ウェストハム対リヴァプール
この試合はFAカップの歴史上最も偉大な決勝戦だったと考えられている。リヴァプールは前半で2-0とリードされることになった。後半には一旦追いついたものの、ポール・コンチェスキーのゴールで再びビハインドになった。
しかし、スティーヴン・ジェラードはけいれんに苦しみながらも91分に37ヤード級のゴールを決めて追いつき、これがウェストハムにショックを与えたのか、リヴァプールはPK戦で勝利を収めた。
W杯2002予選 ギリシャ対イングランド
イングランドは2-1とリードされていた。ドイツが苦しんでいたため、引き分けることが必要な状況になっていた。
しかしながら、デイヴィッド・ベッカムが93分にイングランドをワールドカップに導く大きなゴールを決めた。