7月25日、『Sportmediaset』や『Sky』など各メディアは「ユヴェントスは、アトレティコ・マドリーのブラジル人DFギリェルメ・シケイラの獲得が間近となっている」と報じた。
ギリェルメ・マダレナ・シケイラ、通称”ギリェルメ・シケイラ”は1986年生まれの29歳。ブラジル出身であるがイタリアのパスポートを所有しており、インテル、ラツィオ、ウディネーゼの下部組織に所属した経験を持っている左サイドバックである。
ウディネーゼでプロデビューを果たした後はアンコーナ、グラナダ、ベンフィカでプレーし、昨年アトレティコ・マドリーに移籍。チェルシーに去ったブラジル代表DFフィリペ・ルイスの後釜として起用された。
しかし今夏アトレティコ・マドリーはフィリペ・ルイスの再獲得に向けた動きを進めており、シケイラについては様々なクラブからアプローチを掛けられていると言われていた。
記事によれば、既に選手との間では年俸200万ユーロ(約2.7億円)という条件で合意に達しているとのこと。現在はアトレティコ・マドリーとの交渉を行っており、800万ユーロ(約10.9億円)+ボーナスという価格を提示しているようだ。
今夏パトリス・エヴラの後継者を探しているユヴェントスは、元々FCポルトのブラジル代表DFアレックス・サンドロの獲得に動いていたものの、最大1800万ユーロ(約24.5億円)という価格に二の足を踏み、セカンドオプションであるシケイラに接近したとのことだ。