パウロ・ディバラ

この21歳のストライカーは、既に本物の取り引きだったように見える。そして、ユヴェントスがパレルモに支払った3200万ユーロ(およそ43.4億円)という額が意味するところは、このアルゼンチン人に相応のプレッシャーがかかるということだが、彼は十分にそれに対処できる。

2014-15シーズンにパレルモで35試合に出場し13ゴールを決めたという彼の数字は、ユヴェントスがセリエAで戦う相手にとって、彼が期待されているものが何であるか理解できるということを意味する。

彼のスピードと技術的な能力は、ディフェンダーに悪夢を作り出す。途中出場から決めたスーペルコッパでのデビューゴールは、彼のユヴェントスでのスタートを彩らせた。

ディバラには、ユヴェントスの攻撃陣において、同じアルゼンチンのカルロス・テベスの穴を埋めるという厄介な仕事がある。

彼は勤勉なテベスよりも幾分エレガントなフォワードだ。しかし、彼はマンジュキッチのパートナーとして、スペースを作ることができ、ディフェンダーに圧力をかけることが可能だ。

ディバラがプリマドンナであるとは言えない。パレルモでは、彼の意識は非常に重要なものだった。セリエA復帰のシーズンで、余裕を持って残留を決めるためには。

ディバラは自分自身の印象を強くし、次のアルゼンチンのスターであると証明したがっている。そして、彼は十分にその資格がある。

彼の次の仕事は、忍耐を持ち、新しいチームメイトとの相互理解を深め、それから一貫性を持って得点を重ねていくことである。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい