ラジャ・ナインゴラン
「(キプロスから帰ったら、すぐリーグ戦だね。ローマは良いスタートを切れた)
ああ。例え最初の試合でヴェローナを相手に引き分けたとしてもね。なぜなら、あそこは難しい場所だからだ。しかし、我々はユヴェントスを破ることが出来た。人々の予想とは違ってね。
我々は上手くやった。そして、ビアンコネーリ相手に幸せを得るだけのものに値したよ」
「(ローマの良さは? あるいはユヴェントスが困っていた?)
ユヴェントスはいつだってユヴェントスだよ。彼らはすぐに復活してくるはずだ。我々は数人の新しい選手がいて、彼らを難しい状況に追いやった。
我々は偉大なストライカーとも契約した。それまでにも強い選手がいたけどね」
「(いかにも、エディン・ジェコのことだね。彼は違いを作れる男?)
彼にはフィジカルの強さがある。またボールを保持することも得意だ。さらにゴール前ではとんでもなく信頼できる。それで十分だろ?」
「(ローマはスクデットを獲得出来るだけのものを備えている?)
もし君がローマでプレーしていて、2度の2位を経験したら、それを信じられないなんてことはないはずだよ。我々には勝つ能力がある。しかし、それは簡単なことではない」
「(インテルも素晴らしいマーケットを過ごしていたね)
僕はまだ彼らのプレーを見ていないんだ。しかし、彼らはかなり良い選手を買ってきたよね。2年も経てば、彼らは再びセリエAの頂点を巡って戦っているだろうと確信しているよ」
「(ルディ・ガルシア監督は君のことを古典的なボックス・トゥ・ボックス・プレイヤーだと言うけど)
多くの選手と比較すれば、僕はかなり異なった特徴を持っていると思う。いろいろなことを少し備えているが、とりわけファイトしたいという気持ちを持っている。
それは、ピッチに出るやいなや走り出すようなものだ。ランニングなしにプレーすることは出来ない。ポゼッションを回復し、そして攻撃も出ようとする。
当然のことながら、誰だって得点するのは好きだ。しかし、誰もが全ての試合で多くのことを出来るわけではない。僕の仕事はチームにバランスを与えることであり、チームメイトを助けることなんだ」
ナインゴラン、ローマとベルギー代表を語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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