また、『Talksport』は「かつてアーセナルでプレーした経験を持っているウェールズ代表FWジョン・ハートソンがアーセン・ヴェンゲル氏の決定を支持していると話した」と報じている。
主にセルティックで活躍したフィジカル系ストライカーとして知られるハートソンであるが、1995年に若くしてルートン・タウンからアーセナルに引き抜かれ、2年間で14ゴールを決めた経験がある。
彼もまたアーセン・ヴェンゲルにチャンスを貰って台頭した選手であり、アーセナルの動きに理解を示している。
ジョン・ハートソン
「チームに問題を加える、そしてベンチに選手を加える、しかも天文学的な賃金を支払う、そのためになぜ誰かを加えなければならないのか。
私はアーセン・ヴェンゲルがなぜ選手を買わなかったか、それを全て理解できる。ダニー・ウェルベックの状況は不運だがね。彼は今膝の手術に集中する必要がある。
リヴァプールを見てみなよ。彼らはダニー・イングスをどれだけ必要としていたのだろうか? 彼らはフリーで契約した。しかし、それ以外の点で言えば、ダニー・イングスはリヴァプールでボールを蹴ることも難しくなっている。
それはヴェンゲルが歩くような道ではないよ。彼はクラブのお金を守る。平均的な爆発力しかない選手は買うことはない。彼のチームに入るのならば、それを改善させなければならないし、得るもの以上の仕事をしなければならない。
我々はアーセナルを批判して、彼らがもっと移籍マーケットでアクティブに動くところを見たい。しかし、彼はそうしなかった。
アーセン・ヴェンゲルは2つのFAカップを獲得し、4位以内でのフィニッシュを続けている。
彼らはマンチェスター・シティやチェルシーほど強くはない。しかしアーセン・ヴェンゲルは選手を成長させ、チームを構築し続けている。
彼は、ただグループに選手を加えるためだけに買い物をするような人物ではない。チームを強化するであろう選手を引き入れなければいけないんだ」