9月14日、『Daily Mail』は「元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードは、自伝でリヴァプールで同僚だったエル・ハジ・ディウフとマリオ・バロテッリについて語った」と報じた。
現在新たな自伝『My Story』の発売を控えているジェラード。その内容については各メディアが少しずつ明らかにしており、今回はバロテッリとディウフについてのエピソードが公開された。
スティーヴン・ジェラード
「全てのリヴァプールの契約が、ルイス・スアレスのように上手くいったわけではない。
悪いもののうちで言えば――僕はエル・ハジ・ディウフのことを考えて時間を無駄にしたくはないが、しかしそれはどのように誤りになったかという例と考えれば、ハイライトする価値はある。
ジェラール・ウリエは非常に良い監督だった。気骨がある判断が出来る人物だった。彼が2002年の夏にディウフと契約した。
1000万ポンド(現在のレートでおよそ19.4億円)でランスからディウフを買った。それは単にかつてのアシスタントであるパトリス・ベルグの推薦であった。
僕はなぜジェラールが契約を急ぐかという点については理解したが、ディウフという人物は全く知らなかった。
ディウフはリヴァプールをプレミアリーグのチャンピオンにするための契約選手、その3名の1人だった。
我々はマンチェスター・ユナイテッドに次ぐ2位でシーズンを終え、サリフ・ディアオ、ブルーノ・シェルーと共にディウフがタイトルに導くだろうと思っていた」