10月1日(木)に原宿の「VACANT」で行われるトークイベント『都市とスタジアム』の第5回についてご紹介します。
都市とスタジアム
理想的なスタジアムのあり方を考える「都市とスタジアム」。シリーズ5回目は、スタジアムにおけるテクノロジーの可能性について考えてみましょう。
国立競技場建て替え騒動によって、スタジアムと言えば、膨大な建設費、景観破壊、騒音などのネガティブな面が強調されがちですが、一方で日常にないスペクタキュラーなエンターテイメントを提供する場として都市には必要不可欠な施設でもあります。
ただ、昨今モバイル機器等の普及により娯楽が多様化し、若者のスタジアム離れが懸念されているのもまた事実です。
今回の「都市とスタジアム」では、スタジアムがもう一度社会にとって特別な空間として輝くために、テクノロジーに何ができるのか、スポーツやエンターテイメントの先進国であるアメリカの例を参照しながら考えます。
アメリカのスタジアム事情に詳しい野村総合研究所の石井宏司さんに具体例を紹介してもらいながら、「WIRED」日本版編集長の若林恵さんと、アーティストの公演やイベントなどで大型空間の演出を手がけるライゾマティクス代表の齋藤精一さんを交え、日本でどこまで応用可能なのか、パシフィック・リーグ・マーケティング取締役の原田卓也さんにぶつけてみたいと思います。
http://on.fb.me/1hpnfcq
2015.10.1 (thu)
at VACANT(東京都渋谷区神宮前3-20-13)
19:00 open / 19:30 start
入場料:¥1,000
出演:
齋藤精一(ライゾマティクス代表取締役)
若林恵(「WIRED」日本版編集長)
原田卓也(千葉ロッテマリーンズ企画部、PLM取締役)
石井宏司(野村総合研究所コンサルタント)
司会:
山口博之(BACH)
予約:http://www.vacant.vc/d/243(VACANT)
*予約フォームは、イベントページ下部の〈RESERVE〉ボタンより立ち上がります。
スタジアムに関する質問、疑問を受け付けております。予約フォームの備考欄にご記入お願いします。
企画:
TOO MUCH Magazine toomuchmagazine.com
SHUKYU Magazine shukyumagazine.com
*プロフィール
齋藤 精一
Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエイティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2014年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015審査員。
若林恵
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。大学卒業後、出版社平凡社に入社。『月刊 太陽』の編集部スタッフとして、日本の伝統文化から料理、建築、デザイン、文学などカルチャー全般に関わる記事の編集に携わる。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、フリーペーパー、企業広報誌の編集制作などを行なってきたほか、展覧会の図録や書籍の編集も数多く手がける。また、音楽ジャーナリストとしてフリージャズからKPOPまで、広範なジャンルの音楽記事を手がけるほか、音楽レーベルのコンサルティングなども。2012年1月に『WIRED』日本版編集長に就任。趣味はBook OffでCDを買うこと。
原田卓也
1990年慶応義塾大学卒業後、IT関連企業に勤務。主に営業、サービス企画、プロダクトマネジメントを担当。2005年3月、千葉ロッテマリーンズ入社。主にメディア/IT事業、マーケティング、ライツ管理を担当。現在、企画部部長代理。2007年よりPLM設立プロジェクトに参画し、IT、コンテンツセールス等の業務を担当。現在、PLM取締役(球団兼務)2010年〜12年、江戸川大学客員教授(スポーツマーケティング論)
石井宏司
野村総合研究所 経営コンサルティング部 コンサルタント。1997年東京大学大学院教育開発学コース修了後、リクルートに入社。IT、オンラインコミュニティー、教育、地域活性化、キャラクタービジネスなどの分野で新規事業の立ち上げに関わる。2009年より野村総合研究所 経営コンサルティング部にて各社の新規事業のコンサルティングに従事。各社や各分野で、スポーツや都市再生というテーマでの新規事業の支援をしている。