9月30日に行われたAFCチャンピオンズリーグ準決勝・東地区ファーストレグは、ガンバ大阪(日本)が広州恒大(中国)の本拠地に乗り込んでの一戦となった。

準々決勝で長谷川健太監督が退席処分を受けたためベンチ入りできない状況であったが、ガンバ大阪は非常に良いスタートを切ることが出来た。

前半12分に右サイドの裏へ飛び出した米倉からのクロスにパトリックが飛び込み、マークしていたフェン・シャオティンの頭に当たってオウンゴール。早い時間に先制点を決めた。

その後も決して流れとしては悪くなく、あまり積極的に出てこない広州に対し、エウケソン+ヒカルド・グラールへの縦パスに対するプレッシャー、インターセプト、そして急ぎ過ぎないポゼッションでペースは掴んでいた。

天河スタジアムの芝が緩く、広州側もあまり速いパスをテンポ良く回せなかったことが逆にガンバに奏功したともいえる。

しかし、36分にエウケソンのパスからファン・ボーウェンに裏を破られ、反転一発の素晴らしいボレーシュートでゴールを破られてしまう。

そして後半は逆に厳しい展開に。広州はより積極的にラインを上げて押し込むプレーを見せ、ツートップを起点に周りが入ってくる組織を復活させた。

これによってガンバは自陣に引き込まれる場面が多くなり、パトリックが孤立。宇佐美があまりフィットしていないこともあって、攻撃の手がだんだんなくなってきた。

その状況の中でなんとか耐えてはいたが、57分にはついに逆転を許すことに。

エウケソンの左サイドからのクロスでチェン・チーのヘッドがネットを揺らし、試合をひっくり返されてしまった。

ガンバは終盤にいくつかチャンスを迎えたものの同点ゴールに結びつけることは出来ず、このまま2-1でファーストレグを落としてしまった。

とはいえ、アウェーゴール1点を持ってホームに帰るという状況は決して絶望的な状況ではない。1-0で勝利すれば決勝進出という条件を考えれば、まだまだ期待は持てるはずだ。