かつてオランダ代表MFとして活躍したエドガー・ダーヴィッツが特殊なゴーグルを着用してプレーしていたことはよく知られている。
現在眼鏡の扱いに関してはイングランドサッカー連盟が厳密に制度を作っておらず、最終決定権については試合を裁く審判に委ねられている。
ポリカーボネイト製の安全なレンズを使うことを推奨しているが、完全に眼鏡が禁止というわけではなく、危険があると推測された場合には審判の判断が下される形となっている。
ミルトン・ノーマッドJFCの福祉担当者を務めているアラン・アルダー氏は取材に対して以下のように答え、地域の連盟の判断によるものだと話した。
アラン・アルダー
(ミルトン・ノーマッドJFC福祉担当)
「チェイスに関しては、物事を整理するために少し時間を取りたいと要求している。適切な保護を行うために。それは簡単なことではなく、この問題に対する適切な解決策を見出したい。
私は保険の問題、イングランドサッカー連盟、サマーセット連盟、リーグ組織などと共に働いており、可能な限りの適切な経験を与えなければならないと理解している。
ミルトン・ノーマッドJFCはサマーセット連盟の下にある組織なので、我々は彼らの規則や監視のもとで動くことだけが許可されているのだ」
サマーセットサッカー連盟の会長を務めているジョン・パイク氏は、この件についてはFIFAのガイドラインに従うとともに、若い選手に許容値を見せていくことが必要なのだと話した。
ジョン・パイク
(サマーセットサッカー連盟会長)
「個々の試合を裁くレフェリーは、その中で起こり得る懸念について検討する必要がある。
そして、もしレフェリーが眼鏡に何らかの危険があると考えた場合、全ての選手を守るために『外しなさい』と通告しなければならない。
審判が最優先でやらなければならないのは、全ての関係者の安全を確保することなのだから」