白熱の展開を迎えているEURO2016予選のグループD。

11日、最終節の3試合が行われ、首位ドイツはライプツィヒで5位ジョージアと対戦した。

すでに3位以上を確実なものにし、最低でもプレーオフ進出を決めていたドイツ。この試合に勝利するか、あるいは他会場の結果次第では本戦出場を決めることができたのだが…このジョージア戦でドイツは苦しむことになる。

試合序盤から主導権を掴みながらも決定機を決めきれず、前半を0-0で終えたのだ。

結局50分にトーマス・ミュラーがPKを成功させなんとか先制に成功するも、直後の53分にはMFヤバ・カンカバにボレーシュートを決められ即座に同点に追いつかれる。

この後、ジョージアがたたみかけ世界王者から逆転弾を奪いかけたのだが…そこで待っていたのは世界最高のあのGKだった。

右からのクロスボールのこぼれ球がゴール前でフリーとなっていたMFトルニケ・オクリアシュウィリの前にこぼれこれをシュートするのだが、超人的反射神経でノイアーがこれをセービング!

超至近距離からのシュートであったがノイアーは最後までしっかりとボールの軌道を見て、左手一本でこれを防いでいる。この時間ドイツは押されていただけに、まさにチームを救うセーブとなった。今シーズンNo.1クラスのセービングだったのではないだろうか。

“世界最高”の呼び声高いノイアーの圧倒的なセービングを見たオクリアシュウィリは、苦笑いをしてその相手GKを称賛するしかなかった。

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