リーガ第8節、アトレティコ・マドリーは敵地でレアル・ソシエダを2-0で撃破した。

得点はアントワーヌ・グリーズマンのスーパーゴールと、ヤニック・フェレイラ・カラスコの移籍後初ゴール。そのなかで、2点目の起点となったのは、DFホセ・ヒメネスの顔面タックルだった。

自陣ボックス内で、倒れ込みながらも頭でボールをかき出したヒメネス。微妙なシーンではあったが、そこからのカウンターで抜け出したカラスコが決定的な2点目を決めた。

ウルグアイ代表でもある20歳のヒメネスは以前にも決死の顔面ブロックを見せたことがある。今回のシーンもそうだが、相当な勇気がなければボールに対し顔から突っ込むことなど出来ない。熱いプレーが売りの選手だが、その特徴が今回も発揮された形と言える。

アトレティコのディエゴ・シメオネ監督もこのプレーについて、英雄的行為だったとヒメネス本人にロッカールームで語りかけたという。

そんなヒメネスだが、「大事なのは勝つことだった」と本人は至って冷静に試合を振り返っていた。

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