古巣となるレアル・マドリー戦で存在感あるプレーを披露し、上半身のフェイントだけであのイスコを転倒させてみせたPSGのアンヘル・ディ・マリア。

試合には敗れたものの、この試合で最も印象的なプレーを見せた選手と言って間違いない。

そんなディ・マリアだが、この試合でスゴかったのドリブルだけではなかった。

こんなシーンがあった。

1-0で迎えた後半、ディーマリアは右サイドからのコーナーキックを蹴ったのだが、高速かつ低弾道のボールはニアサイドへと飛び手前のポストを強襲!

レアル・マドリーGKケイロル・ナバスによってなんとか防がれたようなのだが(高速すぎて詳細は分からず…)、あと一歩でゴールというシーンであった。

PSGにはズラタン・イブラヒモヴィッチをはじめとした上背ある選手が数多くおり、チアゴ・シウヴァやエディンソン・カバーニといったヘディングに強い選手も少なくない。それだけに、ディ・マリアはマドリー選手の裏をかいたのかもしれない。

ちなみにこのディ・マリア、試合終了間際にもクロスバー直撃の惜しいシュートを放っている。

【次ページ】クロスバー直撃のフリーキック