2008年10月29日 アーセナル 4-4 トッテナム

2008年に行われた二つのダービーマッチは、合わせて14ゴールが決まるというスリルに富んだ内容になった。

ハリー・レドナップ監督が就任してすぐの試合だった。デイヴィッド・ベントリーがとんでもない先制点を決めたが、アーセナルがシルヴェストル、ギャラス、アデバヨールの得点でリード。

トッテナムはダレン・ベントの得点で追いすがるも、アーセナルはロビン・ファン・ペルシーのゴールで4-2と突き放す。

試合は終わったかのように思われたが、89分にジャーメイン・ジーナスが素晴らしい3点目を決め、さらにその直後にアーロン・レノンが同点ゴールをゲット。

これはプレミアリーグの歴史上でも最も偉大な試合の一つに挙げられるであろう死闘だった。

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