1991年4月14日 FAカップ準決勝 トッテナム 3-1 アーセナル
ノースロンドンダービーは、それまでFAカップの決勝に近い段階で行われたことはなかった。
アーセナルはこの時ダブルを求めていた。中位に沈んでいたトッテナムはそれを邪魔したかった。
この試合で記憶に残っているのは、ポール・ガスコインがわずか5分でフリーキックを決めたことだ。それはウェンブリーでの偉大なゴールの一つだ。
その後トッテナムはギャリー・リネカーの2得点でリードを広げ、ジョージ・グレアムが率いるアーセナルにとっては残念な日となった。
アーセナルはリーグを勝ち取った。しかし、そのライバルであるトッテナムは、彼らからカップを奪い取った。