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ここでもシャペウだ!
味方からの低い浮き球のパスは精度を欠いていたが、ウィリアムスは長い脚を伸ばし、つま先でボールをマーカーの背後へ浮かせる。自身はすぐに前を向いて落ち際をボレーで叩くと、シュートは豪快に左サイドのネットに突き刺さったのである。
ウィリアムスは昨季1ゴールに終わっていた。だが今季は先月のデポルティーボ戦で初ゴール、前節ベティス戦では2ゴールを記録し、この試合も1点を加算してリーガ6試合4得点と絶好調。ミッドウィークのパルティザン戦でも2ゴールを決めており、ブレイクの兆しを見せているのである。
ビルバオはウィリアムスの活躍などでエスパニョールを2-1で退け、公式戦7試合負けなしとなった。今年3月にはU-21スペイン代表に招集されており、将来が楽しみなウィリアムス。このスケール感に富んだ“黒いバスク人”の今後に要注目だ。