イタリアの名門インテルで5季プレーした後、昨年母国アルゼンチンへ復帰したディエゴ・ミリート。

ボカが31度目の優勝を決める前日の31日に行われた第29節クルセロ・デル・ノルテで2ゴールを決めたのだが、2点目のゴールが実に素晴らしかったのでご紹介しよう。

2-0で迎えた71分、センターサークル付近のオスカル・ロメロからのロングボールを…

おお!

急加速でマーカーの背後を突くと、左足でボールの勢いを完璧に殺し、間髪入れずにシュートを押し込んだのである。

余分なもの一切を削ぎ落とした、まるで全てが最初から計算されていたかのような一連の動き。ロメロの美しいパスも含め、溜息が出るほどすごいプレー、芸術的なゴールだ。

チームはこの日がホーム最終戦。スタンドからは引退も囁かれる36歳のミリートを賛辞する声で溢れ返る。

この光景に心を動かされたのだろうか。ミリートは3-0で勝利した試合後、

「素晴らしい気分だ。言葉がないよ。私はこれら全ての人々に感謝している。これほど偉大な愛情をかつて受けたことがない。

私はまだプレーを楽しむよ。我々はリベルタドーレスに出場するという目標を達成したい」

と、来シーズンも現役を続行する意向を示した。

4位のラシンは最終節、リベルタドーレスへのストレートインが可能な2位浮上をかけ敵地でティグレと対戦する。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい