グレアム・ホルムズ

「お気に入りはもちろん、グディソン・パークでなければならないね。

それから、ボルシア・ドルトムントのスタジアムだね。なぜならそこの雰囲気は素晴らしいからだ。スタンディングエリアに2万5000人のファンが入り、そしてトータルでは8万人の観客で埋まる。それが毎試合のことだ。 面白い出来事もいくつかあったよ。トルコでは、フェネルバフチェのスタジアムにボートで行かなければならず、そして試合後には最終便の「ボート」を捕まえなければならなかった。

ベルリンでは我々の車が駐車場でロックされてしまってね。次の日にハンブルクへ行く予定だったところが危なくなってしまった。

ただ、最高に面白かったのはイスタンブールでの試合を予約した後だね。その前に観衆のトラブルがあって、その試合には子供と女性しか入れなくなったんだ。

我々はいつも、試合に入るためにあらゆる方法を使う。そしてプレスパスをなんとか手に入れて、最終的にはVIPエリアで食事とドリンクを飲みながら試合を見ていた。その雰囲気は驚くべきものだったね。

通常行かないところも沢山見てきたよ。例えばポーランドでは、クラクフで試合を見た後、近くにあったアウシュヴィッツを見に行った。

あんなものは見たことがなかったね。しかし、そこで何が起こったのかを知ることが出来て嬉しかった。

私はタバコも吸わないし、酒に金もかけない。だから全ての金をサッカーと旅に費やせる。まあ、遠出した時には2,3杯は飲むけどね」

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