0-4という意外な大差で決着した、今シーズン最初のクラシコ。

バルセロナの4ゴールはいずれも素晴らしい形であったが、特にインパクトが強かったのはルイス・スアレスの先制点だった。

セルヒオ・ブスケツからのくさびのボールを、イヴァン・ラキティッチがおとりなってセルジ・ロベルトが受けると、スアレスへとラストパス!

すでにレアル・マドリーのディフェンスラインは崩れており、フリーとなっていたスアレスがこれを冷静にゴール左隅へと沈めた(ゴール動画はこちら)。

ブスケツのパス、ラキティッチのムービング、セルジ・ロベルトの持ち運び、そしてスアレスのシュートに注目が集まるこのゴール。実はスアレスがシュートに持っていくまでに24本のパスを繋いでいたのだそうだ。

こちらは、このゴールが生まれるまでのパスワークをまとめた映像である。

バルセロナは24本のパスを1分近くかけてゆっくりと繋いでいる。しかし、一瞬の隙を突いて先制ゴールをあげた形だ。

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