マンチェスターに住むソフィー・ジャクソンちゃんはサッカー好きの女の子。中でもシティの熱狂的なファンであったようだ。
Dad's tribute as Sophie Jackson dies - after getting 10,000 Christmas cards sent to hospice
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— Manchester News MEN (@MENnewsdesk) 2015, 12月 22
しかしそんなジャクソンちゃんは先日心肺停止で倒れ、意識が戻らない状態が3週間も続いていた。
まだ10歳の幼き少女である。愛する娘のために何かできないかと考えた父のアラン氏は、Facebook上でジャクソンちゃん充てのクリスマスカードを募集。すると全国から1万枚にもおよぶカードが届いたのだという。
そんなジャクソンちゃんを応援しようと考えたのが、ユナイテッドのジョーンズとマクネアだった。
シティファンのジャクソンちゃんにとって、ユナイテッドの選手は必ずしも歓迎できる人物ではないかもしれない。そこでアラン氏は、もし選手たちがマンチェスター・シティのクリスマス用ウェアを着用すれば、ジャクソンちゃんとの面会を認めることにしたのだそうだ。
ユナイテッドサポーターのことを考えると、この条件は決して簡単なものではなかったはず。しかしジョーンズとマクネアはこれを快諾し、ジャクソンちゃんのお見舞いをしに今週月曜日にマンチェスターにある児童病院を訪れたのだという。写真はその当時のものだったのだ。
しかし、そんなジョーンズやマクネアの願いも届かず、翌日ジャクソンちゃんは息を引き取った。そうしたことを知り、ジョーンズとマクネアの2人はSNS上でこの時の写真を紹介し、ジャクソンちゃんの冥福を祈ったというわけだ。
ジョーンズは「この勇敢な若い少女、ソフィーと会うことができたのは喜びだった。彼女の素晴らしい家族にお悔やみ申し上げます。RIP、ソフィー」とコメント。また、マクネアもInstagram上で「若いソフィーを失ったということを聞きひどく悲しんでいる。彼女に会えたのは喜びだった。RIP、ソフィー」と追悼の言葉を残した。
クラブの垣根を越え、幼き少女の「命」と向き合った2人。称賛されるべき行為であった。