ロベルト・ヤルニ
クロアチア代表DF
レアル・ベティス→コヴェントリー・シティ→レアル・マドリー(1998年)
イタリアのバーリ、トリノ、ユヴェントスに所属したあと、スペインにわたってレアル・ベティスで活躍したヤルニ。1998年の夏にコヴェントリー・シティへ260万ポンド(現在のレートでおよそ4.4億円)という額で移籍することが決まった。
しかし、その直後に手を伸ばしてきたのがレアル・マドリーだった。彼を求めた白い巨人は340万ポンド(現在のレートでおよそ5.8億円)を準備し、彼を引き抜いた。ベティスは同じスペインのクラブに放出することを拒んだのだが、迂回取り引きの形に。
なお、ヤルニはこの移籍を家族の決断だったと話している。まだ小さな子供がスペインの学校に通っていたことから、当時コヴェントリーを率いていたゴードン・ストラカンも納得してくれたのだという。