ステード・マルブランク
元フランスU-23代表MF
サンダーランド→サンテティエンヌ→無所属(2011年)
かつてフラムで稲本潤一とともにプレーしたことで有名なマルブランクは、2011年夏にサンダーランドを離れ、10年ぶりにフランスに戻った。彼が育ったリヨンとは同地域のライバルであるサンテティエンヌへの加入は、少なからずリーグアンファンの驚きを呼んだ。
しかし更なる驚きはその後に待っていた。1ヶ月も経たない間にマルブランクの契約は突如解除されたのである。
報道では「マルブランクは癌に罹った息子の世話をするために引退した」というレポートが出て騒ぎに。そして、マルブランク自身が「僕に息子はそもそもいない」と否定してさらに話題になった。
結局のところ退団の理由は分かっていないわけだが、2012年には彼が育ったリヨンに加入していることを考えれば、なんとなく想像は付くような気も。