10日、元湘南ベルマーレGKアレックス・ムラーリャ(日本での登録名はアレックス・サンターナ)のフラメンゴ移籍が発表された。

昨年、元東京ヴェルディDFアルジェウ監督の下、ブラジルで大ブレイクを果たしたムラーリャだが、2013年7月にJ1・湘南ベルマーレへやってきた時は全く無名の存在であった。

湘南ではすぐに守護神に抜擢され、何やら怪しげな風貌に謎の“ダンス”を披露して人気者となったものの、12試合の出場で無失点はゼロ、その間わずかに1勝しか上げられず、チームはJ2へ降格。ムラーリャは半年で退団を余儀なくされた。

さらに帰国後、ミラソウという小さなクラブを経て、2014年4月にフィゲイレンセへ加入するが、その時点では3番手に過ぎず、同年はただの1試合も出場する機会を得られなかったのである。

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