27日、『Daily Mail』は「スペイン代表監督を務めているビセンテ・デル・ボスケ氏は、イケル・カシージャスはサブの役割になってもEUROに行きたがっていると話した」と報じた。
昨年夏、長年過ごしてきたレアル・マドリーを追われるように去り、FCポルトへ移籍することになったイケル・カシージャス。
一時期と比べればミスが増加していること、そしてマンチェスター・ユナイテッドでダビド・デ・ヘアが活躍を続けていることで、代表での守護神交代も噂されている状況だ。
しかしビセンテ・デル・ボスケ監督は『AS』のインタビューで以下のように話し、カシージャスはお手本のような態度を見せており、全ての選手のお手本になっていると明かした。
ビセンテ・デル・ボスケ
「イケル・カシージャスはEURO2016に行きたがっている。例えそれがサブの役割であっても。それは、全てを獲得してきたアスリートの振る舞いである。
イケルはユニークな選手だ。非常に長い間代表チームの一員になっており、スポーツの歴史に生きている男だ。
彼は完璧なお手本なのだ。現時点のスペイン人選手にとってね。常に良い振る舞いをし、何年もの間成功を収めてきた」